その内臓脂肪放っておくと・・・

内臓脂肪に気付かず病気にかかってるかもしれない

肥満には、皮脂の下に脂肪が付く「皮下脂肪」と内臓の周りに脂肪が溜まる「内臓脂肪」の2つのタイプがあります。皮下脂肪は女性に付きやすく、内臓脂肪は男性に付きやすいと言われています。

この2つの中でも内臓脂肪は、放っておくと生活習慣病を引き起こす大きな原因になります。

内臓脂肪によって発症する病気や、その原因について見ていきましょう。 初めに内臓脂肪の溜まる原因について説明します。

内臓脂肪が溜まる原因

内臓脂肪が溜まる原因は、運動不足と過食と言われています。

摂取したエネルギーを運動や代謝で消費しきれず、体の中に溜めてしまうと、内臓脂肪に変わって脂肪細胞に蓄えられてしまいます。脂肪細胞が内臓脂肪を蓄えていくことで、脂肪細胞が膨れて、腹部肥満の状態になります。

しかし、腹部肥満は標準体重より下でもなる可能性があります。脂肪の割合は、体重だけでは判断ができません。見た目は太っているように見えなくても、実は腹部肥満だったと後でわかるなど、自分が肥満であることを自覚していない方が多いようです。

内臓脂肪は見た目では分からないため、放っておくと恐ろしい病気になる可能性があります。内臓脂肪によって起きてしまう病気について見ていきます。

内臓脂肪によって発症しやすい病気

内臓脂肪が増えることで、生活習慣病にかかりやすくなります。主な病気は以下のものになります。

・動脈硬化
血管の内側の壁を硬くして血管が細くなり、血液の流れを悪くしてしまう病気です。血液の流れが悪くなることで、血栓ができて血管を詰まらせてしまい、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしてしまいます。

・高脂血症
血液の中の脂質量が多くなってしまいます。血液に中性脂肪やコレステロールが溜まってしまい、動脈硬化の原因になります。

・高血圧
血圧が正常値を超えて、長い時間血圧が高い状態のことを言います。自覚症状がないことが多く、動脈硬化・心臓病などを引き起こす原因にもなります。

・糖尿病
血糖値が以上に高くなってしまう病気です。体の中にあるインスリンは、ブドウ糖をエネルギーに変えて血糖値を下げてくれる働きをしてくれます。しかし、内臓脂肪のせいで、インスリンがうまく働くことができないと、血液の中の血糖値が上がったままになり、糖尿病の原因になります。

このような生活習慣病が2つ以上重なってしまうと、メタボリックシンドロームと診断されます。

メタボリックシンドロームは、心臓病や脳卒中などの病気にかかるリスクが高いです。命に関わる病気なので、甘く見ては危険です。

このような病気にならないように、内臓脂肪を減らしていく必要があります。

内臓脂肪を減らす方法は?

内臓脂肪を減らすには、運動と食生活の改善が効果的です。

・有酸素運動
ウォーキングや水泳などの運動が内臓脂肪を燃焼するのに効果的です。有酸素運動は、20分以上運動を続けないと効果が出ないと言われていますが、最近では1日5分~10分でも運動をすれば、エネルギーが使われて脂肪が燃焼されます。

運動する時間を作るのが難しい方は、ストレッチ・ラジオ体操・スクワットなど自宅でもできる有酸素運動があるのでやってみてはどうでしょうか。

・食事
摂取カロリーを減らすことが基本です。そのためにも、1日3食食べることが大切です。特に朝食を抜いてしまうと、1日の食事のリズムを崩してしまうので、朝ははしっかり食べて、夜は食べ過ぎないよう控えると良いです。

緑黄色野菜に含まれている食物繊維は、脂質や糖質の吸収を防いでくれ、便秘解消にも効果的です。

青魚には、DHA・EPAという成分が多く含まれていて、脂肪を燃焼してくれるミトコンドリアを活発にさせる働きを持っているので、内臓脂肪が気になる方にはオススメです。

他にもお酒は、ビール中ジョッキ(500ml)でご飯1杯分のカロリーがあるので、適量飲むように心がけましょう。

また、油っこい食事も控えるようにしましょう。揚げ物もカロリーが高いので、食べる場合は衣を取って、カロリーのカットをすると良いです。

食べ過ぎも良くないので腹八分目を心がけて食べるようにしましょう。

上で見てきたように見た目は痩せていても、内臓に脂肪が付いていることもあり、注意が必要です。また、内臓脂肪が原因で、生活習慣病やメタボリックシンドロームなどの病気にかかるリスクが高くなります。「自分は大丈夫」と油断しないで、毎日の食事や運動に気を付けて内臓脂肪を増やさないようにすることが大切です。

まとめ

・内臓脂肪が溜まる原因は、運動不足と過食
・内臓脂肪は見た目ではわからない
・内臓脂肪は放っておくと生活習慣病の原因になる
・有酸素運動と食生活の改善で内臓脂肪を減らせる

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